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寄付の様々な種類

「寄付」と一言に言っても、その種類は様々。寄付の種類や寄付先の団体によっては、税制優遇が受けられないものもあるので注意する必要があります。
寄付先の団体ごとによって異なるので、初めて寄付する人の中には「何を選んだらいいのか分からない」という人も多いのではないでしょうか。
ここでは、寄付の種類や選び方について紹介していきます。

■寄付先の団体
寄付を募っている団体には様々な種類があります。おそらくすぐにイメージしやすいのはNPOやNGOと呼ばれる団体かと思いますが、それ以外にも地方公共団体や国、学校などが受け入れているケースもあります。もっと規模が小さくなると、サークルや町内会といった任意団体もある他、家族・個人などが募っているケースもあります。

ここで、もしも寄付金控除などの優遇を受けたいと考えているのであれば、寄付する団体の法人格に注目する必要があります。

・公益社団法人/公益財団法人
・国立大学法人/効率大学法人
・学校法人(一部)
・社会福祉法人
・認定NPO法人
など。

税制優遇の対象となるのは上記に挙げられるような特定の法人のみ。その他の一般財団法人や普通のNPO法人、任意団体などは対象にならないので、寄付先がどの種類の団体なのかはチェックした方がよいでしょう。

■寄付の種類
団体によって金額や細かい部分は変わってきますが、大きく分けて寄付には「単発」と「継続」の2つの種類があります。

単発の寄付とは5,000円や10,000円など、一度きりの寄付のことを言います。金額については一口いくらとなっている場合や、下限がある場合、任意で金額を決められる場合など様々です。他にも遺贈寄付や相続財産の寄付なども単発の寄付に含まれます。

それに対して継続的な寄付もあります。毎月や毎年の区分で定期的に寄付を行う継続的な寄付は、「サポーター会員」、「マンスリーサポーター」などと呼ばれ、継続して活動を支援することができます。

■支払い方法
団体へ寄付する場合、最もメジャーなのはクレジットカートや銀行振り込みなどです。クレジットカードはサイト内だけで簡単に寄付することができる手軽さが人気です。サポーター会員などの場合は口座引き落としも活用できるので一層手間なく活動を支援することができます。

この他にも近年はTポイント、楽天ポイントといったポイントによる寄付や、仮想通貨による寄付なども可能に。支援したい団体を見つけて、最も自身の負担にならない形での寄付を選択することが大切でしょう。

これからは寄付を募っている団体をいくつかピックアップしてご紹介していこうと思います!

犬の殺処分ゼロを目指し、保護に取り組む団体への寄付

ピースワンコ・ジャパンは広島県に拠点を持ち、殺処分される犬を救う取り組みを展開しています。2013年に広島県動物愛護センターからの引き取りに着手し、2016年には殺処分対象犬の全頭引き取りをスタート。以降、県内の殺処分ゼロを実現している団体です。
ピースワンコ・ジャパンは愛護センターから引きとった犬を所有する保護犬施設で飼育し、健康面のケアや人に慣れるためのトレーニングなどを展開。適切な治療やトレーニングを終えた犬は、ピースワンコ・ジャパンが日本各地に展開している譲渡センターや譲渡会イベントなどで終生飼養を前提に里親希望者へと引き渡しています。

譲渡センターは拠点となっている広島の他にも岡山・福島・東京・神奈川など7か所に展開。かなりの規模で犬の保護活動を行っている団体だといえます。
また、犬の保護・譲渡活動と併せてピースワンコ・ジャパンでは災害救助犬やセラピー犬の育成も手掛けています。

■ピースワンコ・ジャパンへ寄付するには
ピースワンコ・ジャパンでは様々な形で寄付できる体制が整えられています。
まず、単発の寄付では、クレジットカードや郵便振り込み、銀行振り込みなどによって好きなタイミング・好きな金額を寄付することができます(クレジットカードの場合は1,000円単位)。この他遺贈寄付やオンラインショップ運営会社と提携したショッピング寄付、寄付込の商品を買うことで一部が寄付にあてられるフェアトレードがあります。

継続的な寄付では、月額1,000円から活動を支援する「ワンだふるサポーター」と、高齢や病気などの理由により引き取り手に恵まれない保護犬を支援する「ワンだふるファミリー」の制度があります。「ワンだふるファミリー」は、犬を家族として支える会員制度で、一口3,000円。家族となると、手紙が届いたり犬の日常を知ることができたり写真がもらえたりする特典もあるようです。犬に対して寄付を送ることができるので、気に入った犬を遠方から支えられる制度として面白い取り組みといえるのではないでしょうか。

ピースワンコ・ジャパンではこの他、拠点がある広島県神石高原との協力により、ふるさと納税で支援することもできます。返礼品には神石高原産の野菜やスイーツ、ピースワンコ・ジャパンの保護シェルターや譲渡センターを周るツアーなどがあります。また、佐賀の伝統芸能で作られたワンコの人形もありますが、手作りのため限定50体な上人気が高く、すぐに品切れとなってしまうようです。

管理人おすすめページ→→→『ピースワンコ・ジャパン』の無料支援にご協力ください!|gooddo(グッドゥ)

エイズ孤児を支援する団体への寄付

特定非営利活動法人エイズ孤児支援NGO・PLASは約100万人のエイズ孤児が生活しているといわれるアフリカで、彼らが自ら未来を切り拓ける社会を目指して活動している団体です。2005年に設立し、2013年に特定非営利活動法人として認証されたようです。

■PLASの活動
PLASでは、主に「生計向上支援事業」と「ライフプランニング支援事業」の2つを柱として活動してきたといいます。エイズ孤児が就学でき、自分の価値を実感することができ、将来を前向きに計画し、より健康的な生活が送れることを目指して、エイズ孤児だけでなく地域や行政、周囲の大人などに対しても働きかけているそうです。

「生計向上支援事業」では、エイズ孤児を抱えたシングルマザーなどの貧困家庭に治して、技能の提供と開業資金の支援を行い、経済状況を改善。

「ライフプランニング支援事業」では、子どもへの適切な接し方や貯金方法などのプランニングと同時に、子ども達が将来を見据え、計画できるようワークショップの開催などを行っているようです。

■PLASへ寄付するには
PLASでは単発・継続の寄付の他にも、様々な形式で活動を支援できる体制が整っています。
まず、単発の場合は1,000円から寄付することができます。継続的な寄付では、月々1,000円、3,000円、5,000円の金額から選んで支援することができます。

どちらもクレジットカードによる支払いのみとなっていますが、メールニュースなどにより現地の活動を知ることができるそうです。
また毎月の継続的な寄付をするマンスリーサポーターとなると、年次報告書などで活動状況の報告が送られる他、年に一度の支援者限定イベントへ招待されるのだそうです。

また、この他の寄付形式としては、ソフトバンクの「つながる募金」(その他のキャリアでもクレジットカード情報を登録することで利用可能)により携帯電話料金と一緒に支払う寄付や、Tポイントを利用した寄付が可能。

更に、古本やDVDなどを売ることでその買い取り額相当の金額が寄付される「チャリボン」や、古着・ブランド品などを売ることでその買い取り額相当の金額が寄付される「Brand Pledge」もあります。HIV陽性の女性が作ったアクセサリーや、年2回開催されるオークションなどといったチャリティ関連商品を購入することで寄付することもできます。

PLASでは直接的な支払いによる寄付の他に、Tポイントを活用した寄付、古本や古着といった不要なものを活用した寄付など、様々な形式で支援することができるようです。古本や古着がたくさんあるけれど売っても大した金額にならないからとしまいっぱなしになっている人などには、特におすすめの寄付方法といえるのではないでしょうか。

障害のある人を支援する団体への寄付

東京にある認定NPO法人ぱれっとは、障害のある人が「就労」や「暮らし」、「余暇」などの様々な生活場面で生じる問題を解決し、すべての人たちが当たり前に暮らしていける社会を目指して取り組んでいる団体です。1983年に設立された歴史のある団体で、2003年に東京都から認可を受け、認定NPO法人となりました。

■ぱれっとの活動
ぱれっとは「あそぶ」「働く」「暮らす」「国際支援」の4つを軸に活動を展開している団体です。

「あそぶ」では、都内に施設「たまり場ぱれっと」を運営し、障害の有無にかかわらず誰でも自由に集まり、遊ぶことができる場所を提供しています。「たまり場ぱれっと」ではスポーツや語学系のクラブ活動から宿泊行事、スポーツの大会など様々なイベントも企画されています。一年に一度開催する大規模バザーイベント「ぱれっと福祉バザー」では100人以上ものボランティアが参加し、この日の収益がたまり場活動の重要な資金源となっているのだそうです。

「働く」では、障碍者の社会参加を支援し、将来的に自立した生活を送るための経済基盤を整えることが大きな目標だといいます。クッキーやパウンドケーキを製造・販売している「おかし屋ぱれっと」、雑貨やぬいぐるみなどを製造・販売している「工房ぱれっと」を展開しています。
また、一般企業を志望する人に対しては就労支援も行い、様々な形で“一人前の社会人”として働けるようサポートしているのだそうです。

この他に、自立した生活を目指すグループホームの運営(「暮らす」)や「ぱれっとインターナショナル・ジャパン」による国外での活動と交際的な交流プログラムの展開(「国際支援」)などがあります。

■ぱれっとへ寄付するには
ぱれっとでは、単発寄付と継続的寄付、どちらも行われています。
単発の寄付では銀行振り込みやクレジットカードといった一般的な方法の他に、特徴的な寄付形式が広く活用されています。
たとえば、対象のポスター・チラシなどにスマートフォン(専用アプリが必要)をかざすだけで寄付することができる「かざして募金」。ゲームや本などを送ってもらうことでその購入代金を活動費に充当するBOOK募金。この他にもワンクリック募金や現金手渡しによる寄付なども可能と、寄付の形式が広く、自分に合った方法を選択することができるでしょう。

また、継続的な寄付を行うサポーター会員も年会費として3,000円~30,000円を寄付する会員と、一か月1,000円の寄付を行うマンスリーサポーターの種類が設けられています。

障害児・医療的ケア児などを支援する団体への寄付

認定NPO法人フローレンスは、赤ちゃんの虐待死問題をはじめ、医療的ケア児や障害児、待機児童など、親子に関連する様々な問題の解決に取り組んでいる団体です。
2004年に設立し、2012年に認定NPO法人を取得しました。

■フローレンスの活動
医療技術の革新によって、出産時にこれまで命を落としていた子どもも助けることができるようになった近年。しかしそうして助かった命はその後も継続した医療的ケアが必要となり、医療的ケア児を受け入れられる保育施設は現状ほとんど整っていないのだそうです。そこでフローレンスは、「障害児保育園ヘレン」と「障害児訪問保育アニー」を展開。障害の有無に左右されることなく、全ての子どもが保育を受けることができ、保護者が働ける社会の実現を目指しているといいます。

また、望まない妊娠から虐待へと発展してしまう事態を防ぐため、「赤ちゃん縁組」というものも取り組んでいます。これは、妊娠段階から相談に乗ることで妊婦をケアし、それでも赤ちゃんを育てられない場合には出産と同時に赤ちゃんを「育ての親」へと託す活動です。貧困や性犯罪被害など、望まない妊娠には様々な背景があるようです。
フローレンスでは、赤ちゃん、生みの親、育ての親の全員が幸せになる社会の実現を目指し、10年以内に赤ちゃんの虐待死ゼロに向けて取り組んでいるのだそうです。

この他にも一人親家庭の支援による子どもの貧困問題解決や、保育園・障害児保育園の新設・増設など、待機児童解消に向けた取り組みも展開しています。

■フローレンスへ寄付するには
フローレンスでは単発と継続の2種類で寄付を募っています。
単発の寄付では1,000円を下限として自由な金額の寄付を行うことができます。支払いは各種クレジットカード、銀行振り込みに対応。その他amazon payでの支払いにも対応しているので、クレジットカードの情報を極力教えたくないという人には向いているといえるでしょう。

継続的な寄付では、月々3,000円、5,000円、10,000円、15,000円の4つの金額から選ぶことができます。毎月の定額寄付の場合は、対応している支払い方法がクレジットカードのみとなっているようなので注意が必要です。

寄付はスタッフの育成費、赤ちゃん縁組の人件費や生活支援費、研修費、「障害児保育園ヘレン」の運営費や医療器具・遊具の購入費などに活用されるそうです。単発・継続に関わらず、フローレンスへ寄付をすると活動報告などを送ってもらえるようなので、寄付の成果も実感しやすいのではないでしょうか。